まずは、何をさしおいても教科書でしょ。
高校入試における内申点は、
定期テストで決まります。
1. 英単語(熟語を含む)をちゃんと書けるかどうか?
2. 教科書の本文(全ての文)が訳せるかどうか?
3. 「2」の訳した日本語を、英語に書き直せるかどうか?
4. 試験範囲の単元の文法事項が理解できているかどうか?
5. リスニング対策ができているかどうか?
だいたいこんなところでしょう。次に各項目を細かくみてみます。
【①】 普段から時間をみつけて、単語を覚えているかどうかのチェック、できれば先生にテストしてもらう環境がベストですね。覚えているつもりでも、いざテストとなると案外スペルミスってあります。
【②】 とりあえず、本文を日本語に訳してみましょう。知らない単語は単語帖で見たり、教科書の巻末の単語解説でも参考にしましょう。そして、これも一文毎に先生のチェックを受けてください。なお、この日本語訳文はノートにしっかり書き留めましょう。
【③】 ②の日本語を英語に直す作業です。これができれば、テストでの穴埋め問題や、並べ替え問題、英作文で点数になります。というか、ここまでやらないと英作文では、絶対点数になりません。長い英文ともなるといきなり書きテストは厳しかったりします。よって、書きテストの前に先生に口頭試験を受けるとスムーズにいくでしょう。
ところが、現実問題としては、①~③までの工程だけでも、かなりの時間がかかります。体験的には、週2日、週3日の通塾では厳しいものがあるでしょう。他の教科の学習もありますから。
ただ、こんなに苦労しても、①~③までの学習では50点が上限でしょう。残りの50点は④からの学習が必要です。
【④】 次に進みます。即席でやるには、その単元の文法事項がでているプリント学習をお勧めです。県塾では試験2週間前くらいからそのプリントを配布しています。何枚もプリントをこなして、その都度先生の解説を受けてください。やりっ放しでは成果がありません。ここまでの学習で初めて、80点~90点が見込めます。
【⑤】 県塾では、全ての本文をネィティヴによる発音で訓練する教材を用意しています。日本人による発音は、私も含めて信用できません。
【⑥】 あれっ? 上には書いていませんが、入試対策用の文法テキストの日頃からの学習が、残りの90点~100点を取るカギになります。これに関しては、他のサイトもご覧ください。