2019/04/29
昨日、私は品川にある友人の会社の懇親会(飲み会)
に参加してきました
そして
またまた勇気をもらって帰ってきました
頑張っている人をみると
『俺も頑張らないと!』と
その気になるのは人の世の常!
私の友人S氏はベトナム人を20名ほど雇用している
建設業を営んでいます
彼はこの不況(?)の中でも絶好調です
いわゆる勝ち組企業の社長です
彼の会社の好調を支えているのは日本人社員は勿論
そのベトナム人の皆さんです
彼の事業というのは建設業なんですが
悩みの種は人手不足です
建設業というのは勤務先が1年中バラバラになります
彼の会社も日本全国に建設現場を抱えているからです
そんな業種に人材を集めるのは
至難の業のようです
父親が1年中出張で家庭に留まれないという業種が
人気企業になれないのは当たり前でしょう
そんな彼らと結婚したい女の方も
限られてくるのは必定です
そこで私の友人S氏は
ハングリー精神の塊のベトナム人に
活路を見つけたそうです
彼らはビザの関係も有り
とりあえず3年間の就労ビザで
日本にやってきます
その間の3年間は母国のベトナムには
帰りません
だって、飛行機代が往復で6万円かかるからだそうです
日本での6万円というのは
ベトナムでは7~10倍の40万円から60万円
に相当するそうです
毎月、彼らは給料の中から
10万円ほどを母国に送金しているそうです
ということは、実質70万円~100万円になるんです
もう一度言います
毎月70万円~100万円の収入があるんですよ
日本で3年間働くと
自国のベトナムでは
一軒の家が建つそうです
だから彼らは必死になって働きます
彼らにとって日本は神の国です
熱いの、寒いの、辛いの、
なんて彼らは一切言わないで
黙々と毎日働いてくれるそうです
S氏は
経済的ハングリー精神の無い日本人に
警鐘を鳴らしています
まだ10代の若者も親元を離れて
送金だけに夢を託してその場にいるのを見ると
一緒に酒を飲んでいても
涙が出そうになりました
でも彼らは明るいんです
日本の若者には無い明るさに
溢れていました
私が差し入れした千葉産のピーナツを
美味しそうに食べてくれました
私の塾にも、残念ながら
親御様の思いを受け入れられないお子さんが
何人かいます
そんな嫌味な(いやみな)比較はしたくないのですが
ついつい、目に入ってしまいました
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