2019/12/29
もちろん、私生活のことではありません
塾内でのことです
それって、毎年のことなんでしょうが
今年も、なぜか特別な年だったような気になります
お子さんと私(達)講師との関係、
おこさんとご家族との関係、・・・・・・
最終目標って、同じ思いなはずなのに
なぜかどこかに違いが生まれ
両者間に【思いの違い】が生じたりします
母親Aさん: 『いったい、あの子は何を考えているのかしら?』
母親Bさん: 『受験だというのに、いつまで寝てんの?』
講師C: 『もっとやれば成績が上がるのに?』
講師D: 『残ってもいいのに、なんでそんなに家に帰りたがるの?』
・・・・・・・・・・・・・
どこにでもある風景です・・・。
しかし、お子さんが
ご家族や我々の思うとおりに動けば
誰もが千葉校だって、東大だって入れるでしょう
先日のことです
A君がなかなかお勉強に集中してくれません
それだけでなく、お友達にもちょっかいをかけているように見えました
私もさすがに、『周りのお子さんへの悪影響を考え、
“勉強したくないんだったら家に帰りなさい”』と言う羽目になりました
これって、ある意味で最悪の事態です
私も、ある覚悟をしました・・・・
その翌日のことです
A君は何もなかったように席に着くと
これまでにない真剣な態度で勉強を始めたのです
そして、こんな風に私に話しかけてきました
『先生、俺ね、英語がさっぱりわかんないから
中1の最初からやりたいんだけど、問題くれない?』
・・・・私は数枚のプリントを彼に用意しました
『先生、中1の英語って、解り易いから楽しいね!』
・・・と、予想外の反応を見せてくれました
そして、その日は終日、英語学習に
取り組んでいました
さて、この二日間の彼の変身って
いったい何があったのでしょう
私にはよくわかりません
おそらく神様でもお分かりじゃないと思います
事件の日の帰り際、友人のB君が
『先生、オレ明日A君を塾に連れてきてもいい?』
と、助け舟を出してくれていたのです
いたのです!神様よりも凄い存在が!
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