2019/03/13
理系の大学受験について書きます
学校(高校)によってずいぶん事情が異なってきます
公立高校と私立高校とでは
授業カリキュラムに大きな違いがあるようです
近隣の公立・八千代高校を例に取ります
八千代高校では
高校3年生になってから
物理・科学・生物・地学の4教科化から
好きな2教科を取ります
理・工学系の大学は
物理・化学を必須とする学部が
多いようです
となると
高校3年生の わずか1年間だけで
物理と化学を学ぶんです
に対して
私立の成田高校を例に取ると
高校1年生の時に物理基礎・科学基礎を
まず学習して、高2と高3の2年間で
物理・化学を取ります
つまり、高校生活3年間を使って
物理と化学を学ぶことになります
物理・化学を1年間だけ学ぶ八千代高校に対して
3年間も費やす成田高校とでは
圧倒的な差が出てきます
なお、その3年間でも大学入試には
ギリギリ間に合うかどうかだという
お子さんも多数います
上位の大学に入るには
高校1年生の時から
大学受験は4年間だと
1浪を覚悟で長期計画を
立てているお子さんもいるほどです
理工系を目指す高校生にとって
物理・化学をどう攻略するかは死活問題です
なお、一部の高校編査値表によると
渋谷幕張高校:72
市川高校 :71
成田内部特進:69~70
昭和秀英 :69
とあります
ついでに
理工系の受験生が受験科目に選ぶ
地理Bについても書いてみます
地理Bとは、国公立の理工系のお子さんが
取る受験科目です
八千代高校では
高1で地理Aを学習します
そして地理Bはどの学年でも
教えていないようです
となると、自学しか道が残されていません
ところが私立の成田高校では
高2と高3の2年間を費やして
地理Bを学習します
このカリキュラムの差をどう捉えるかは
人それぞれでしょうが
自分の通う高校が
どんな科目カリキュラムを組んでいるかは
目をギラギラさせていないと
大変なことになります
まるで
私立高校>公立高校
という変な(?)図式があるみたいです
注)この入試事情は正確さに欠けているかも
知れません。その時はご容赦願います。
該当する高校のお子様は
ご自分でお確かめください
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